鎮守さまのお稲荷さんは、正式には正一位 三眼六足稲荷大権現と云います。
その昔、境内の中に有る有鹿丘(あるかがおか)にいつも数匹の目が3つ、足が6本の不思議な白狐が住んでいました。いつも村の田畑を守り、イナゴなどの害虫が発生した時、作物が病気にかかった時には農夫の姿に変わり病害虫を駆除してくれていたので、村人はいつも畏敬の念を抱き感謝して祠を建てて祀りました。その後、鎌倉時代の地頭海老名 尾張守季貞氏が深く信仰し累代の守護所と崇めたそうです。江戸時代(寛永年間)になると格雲守存大和尚が当山を開く時にお稲荷さんを境内の鎮守(守り神)とし、文化年間には、伏見稲荷より分霊をして頂き正一位三眼六足稲荷となりました。
また一説には、豪族の海老名氏が狩りに出た時、白狐を弓で射りました。 怪我をした狐は「命を助けてくれたら未来永劫この地を病害虫より守ります。」と言い、助けられた狐はその後、時には農夫に姿を変え田畑を守ったという事です。